Greetings from Shungo Takeda

竹田写真館開業への思い

ご家族や、仲間、大切な人と一緒に。
少しだけお洒落して、でも気軽に行ける。
高級ではないけれど、特別な時に行く。
世代が変わってもその町にある。
子供のときからずっとある。
僕は、そんな町のお寿司屋さんのような
写真館をしたいと思うようになりました。

そこに、ここ数年の自分自身の環境の変化がありました。
結婚、たくさんの大切な人との別れ、娘の誕生。
カメラマンとしてなぜ撮らなかったのかという後悔。
カメラマンだからこそ撮れた大切な瞬間。
この歳になり、ようやく写真の持つ価値、大切さ、
また素晴らしい仕事に身をおく幸せを
感じられるようになりました。

そんな矢先に発生した、東日本大震災。
津波に流された写真を拾い集める人の、
たくさんの映像を見て思いが確信に変わりました。

大切な人に思いを伝えたり、
写真を残すことが簡単に出来てしまう時代。
だからこそ、きちんと思いを伝え、写真に残す。

当たり前のように流れ去っていく日常の中で、
少しだけ立ち止まって頂ける。
そんな場になれるようにと開業を決意しました。

2012年9月22日 館長 竹田俊吾