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2019.09.18

あいちトリエンナーレ2019




先日、名古屋出張の合間に「あいちトリエンナーレ2019」へ行ってきました。
初年度の2010年に取材で行かせて頂いて以来9年ぶり。
3年前もチャンスはあったんですが、
今年はどうしても行きたかった理由がありました。

あいちトリエンナーレ内の企画展「表現の不自由展・その後」は
内容が様々な議論を巻き起こし、脅迫まであり、
開催から3日で中止にいたりました。
こういう時に一番大事なのは、議論することではなく、
実際に足を運んで何を感じるかだと常々思っています。
もちろん中止になった空間は見れないのですが、
自分の目でその現場を見てみたいというのが率直な理由でした。
2時間ほどメイン会場の愛知芸術文化センターをみれました。
議論を巻き起こした現場も見れましたし、
他の方々の作品もたくさん見れて、
帰りの電車でいろいろなざわざわの中、
子供達が見ればどういう風に感じるのか?
三女にはまだ早いかなと思いましたが、
長女次女にとってはいいタイミングなんじゃないか?
と思い、帰阪後子供達に話しました。
最初は乗り気ではなかったですが、徐々に行く気になり、
1日明けて再び二人を連れてあいちトリエンナーレへ。
4会場全てを二日で周り、二人も何かを感じていたように思います。
最初は何?これ何?なんで?と質問ばかりでしたが、
決まった答えがないということがわかり始めたのか
自分なりに楽しんでいました。
年長さんの次女は一部展示で、暗かったり、大きな音で、怖がって泣くシーンもありましたが。
それも写真や映像では伝わらない規模の何かを体感したからだろうと思います。
写真をやっていながら思いますが、やはり写真で伝えられないことばかりです。

名古屋は宿泊できるところも多く、
ご飯屋さんもたくさんあります。
新幹線でも、近鉄でも行けますし、
前日に決断しても安い値段で楽々予約できましたし、
何より、中学生まで全会場無料。
子供連れでもゆったりできました。
残りもう1ヶ月切っていますが、芸術の秋、オススメです。